カリキュラム・ポリシー、ディプロマ・ポリシー
理学療法学科カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
理学療法学科ディプロマ・ポリシーに基づき、以下のようなカリキュラム編成をする。
- 人間、生命・健康、社会・環境、文化・コミュニケーションへの理解を深めるため、総合基礎教育科目を設ける。
- 専門科目の基盤として人体の構造、機能、病態を理解する科目と、障がいや社会福祉を理解し、多職種間で協働する能力を養う科目を、専門基礎科目に設ける。
- 理学療法の臨床および研究活動に必要な知識、技術、問題解決能力を修得するため専門科目を設ける。
- 高度で専門的な内容に段階的に進めるよう、総合基礎教育科目・専門基礎科目・専門科目の履修順序を体系的に編成する。
- 学生の主体的な学習を促すために、講義、実技、演習、ゼミナール等の組み合わせを工夫し、科目に適した授業を編成する。
- 国際的な視野から理学療法を捉える能力を身につけるため、英語文献や英文記述を多用する。
<学修方法>
基礎的実践能力と応用力が修得できるよう講義、演習、実習等を効果的に組み合わせる。
講義では、豊かな人間性と学力の形成を図る能力や専門に関する基礎的知識を修得する。演習では、講義で学んだ知識を基盤にしたロールプレイやシミュレーション教育等により、実践的で専門性の高い技術を修得する。実習では、ライフステージや多様な場に対応できる、知識、技術、態度といった実践能力を修得する。
体系的な学修を推進するとともに対象者の安全と権利を守るため、一部の実習を、あらかじめ修得すべき科目の単位を修得していないと履修できない先修条件指定科目に指定する。また、進級制により、体系的で順序性のある効果的な履修を促す。
<学修成果の評価>
学習成果は、シラバスで設定されている到達目標の達成度を、成績評価の基準・方法に基づいて総合的に評価する。
理学療法学科ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)
理学療法学科の教育理念に基づき、所定の単位を修得し、次の能力を身につけた学生に学士(理学療法学)の学位を授与する。
- 人の尊厳と多様な価値観を理解し、高い倫理観をもって健康を支援していく能力を有している。
- 理学療法士として必要な専門的知識と技術を修得し、人の身体機能上の問題に対して、根拠に基づく論理的思考をもって解決する能力を有している。
- 人を支援する専門職の一員として自己の責任を自覚し、多職種間の信頼関係を構築し、協働する能力を有している。
- 国際的な広い視野から問題を捉え、解決する意欲と能力を有している。
- 知識と技術の向上のために、自ら学び、鍛錬する意欲と能力を有している。
- 医学の進歩と社会システムの複雑化を見据え、自己の専門性を発揮して地域社会に貢献する意欲と能力を有している。