国際交流
国際交流2018年
看護学科では、米国コロラド大学デンバー校アンシュッツメディカルキャンパス看護学部(University of Colorado Denver, Anschutz Medical Campus, College of Nursing)と国際交流協定を結んでいます。今年は、本学3年生5名と引率教員2名で、コロラド州オーロラにあるコロラド大学看護学部を訪問しました。
研修日程
9月9日(日) | 成田国際空港に集合、デンバー国際空港に向け出発 |
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9月10日(月) | 午前:施設見学 コロラド大学医学部Center for Advancing Professional Excellence、CAPE アンシュッツメディカルキャンパスツアーと看護学部学生とのランチョン交流会 午後:特別講義 「アメリカ看護概要」 Pamela Prag 先生 |
9月11日(火) | 午前:コロラド大学病院見学 特別講義「根拠に基づく看護実践とナースサイエンティストの役割」 Mary Beth Flynn Makic 先生 午後:こども病院見学 |
9月12日(水) | デンバー市内自由行動(9月12日予定の研修が10日に行われたため) |
9月13日(木) | 午前:コロラド大学 College of Nursing Clinical Education Center 訪問 |
9月14日(金) | 終日:ボールダー日帰り観光 |
9月15日(土) | 午前:デンバー国際空港から成田国際空港に向け出発 |
9月16日(日) | 午後:成田国際空港に到着 |
講義も質問も英語で挑戦
特別講義「アメリカ看護概要」と「根拠に基づく看護実践とナースサイエンティストの役割」は英語による講義でしたが、学生たちは通訳の助けを借りながら熱心に受講し、積極的に質問をしていました。「アメリカ看護概要」の講義では、ネブラスカ医科大学で博士号を取得し、Pamela Prag 先生のもとでも勉強している精神看護専門の新津晃右氏の話を聞くことができました。先生方の講義を受けて、アメリカと日本の医療制度や看護の違い、看護の共通とする課題等を知り、国際的な視野で医療や看護を考える機会となりました。学生たちの熱意は、ホテルに帰ってからも続き、夜遅くまで議論をしていたようです。
施設見学
初日のCenter for Advancing Professional Excellenceの見学では、責任者のジョイ先生自ら在宅療養中の模擬患者になってくださり、学生が看護チームとしてのかかわりを演習しました。
Clinical Education Centerの見学では、実際の病室を模した演習室で、看護学実習前の学生の演習を見学しました。ここでも学生同士で積極的な質疑応答がありました。
大学と同じ敷地内にあるコロラド大学病院と隣接するこども病院の見学では、規模の大きさに驚き、患者さんだけでなく職員にも配慮した施設設備に感心しました。何より感動したのは、どちらの病院も看護職が自信と誇りをもって看護しているということでした。
雄大な自然を満喫
研修予定が変更になったため、3日目はデンバー市内を自由に歩きました。
5日目はデンバー近郊のボールダーの日帰り観光をしました。雄大なロッキー山脈が遠くに見えるボールダーは、落ち着いた素敵な町でした。