国際交流
グローバルに活躍できる人材への社会的ニーズが高まる中、本学でも国際交流に力を入れています。海外研修制度のほか、海外協定校から教員を招いての講義など、異文化を体験できる機会が充実しています。
国際交流協定
中国・上海健康医学院との交流協定締結
令和6年6月1日(土)に上海市(中国)の上海健康医学院 (Shanghai University of Medicine & Health Sciences; SUMHS)と本学との間に学術交流協定が締結されました。
この協定は、昨年秋に上海健康医学院から本学に対して、学部学生や大学院学生の短期交換留学などを可能にする国際交流に向けた打診があり、教育上の国際貢献や学生の国際交流の機会となることを念頭に応諾することとしたものです。上海健康医学院の担当者は、リハビリ治療学の郭琪学院長(教授)です。郭先生は本学の上月正博学長が東北大学大学院教授時代に指導した大学院卒業生です。
6月1日に、上月学長によるサインがされた国際交流締結書と上海健康医学院の学長のサインのされた締結書を相互に交換しました。
上海健康医学院は上海市の公立大学で、応用技術型医科大学であり、臨床医学、看護学、リハビリ治療学、生物医学工学、医学検査技術学、医学映像技術学、薬学をはじめ18の学部専攻からなり、1万1000人以上の全日制の学生が在籍しています。同校は「応用重視、特色ある、国際化」という位置づけを堅持し、上海における応用型医療人材不足と地方医療人材不足の問題を解消し、人々の多様な医療ニーズに応えることに積極的に貢献しています。
今後の両校の相互交流による教育・研究上の発展に、どうぞご期待ください。
国立台北護理健康大学との国際交流協定
台北市(台湾)にある、国立台北護理健康大学(以下.台北看護大と記載します。英語名.National Taipei University of Health Sciences)との国際交流協定について、令和6年1月5日(金)に台北看護大を会場に国際交流協定の締結式を行いました。
この交流協定は、令和5年8月に台北看護大から国際交流の促進に向けた打診があり、国際貢献や教育機会の拡大にむけた本学の取り組みと合致することから協定締結に応じたものです。
締結式では、国際交流担当教員である安保寛明教授(看護学科)が台北看護大を訪れて上月正博学長によるサインがなされて協定書と台北看護大の学長によるサインがされた協定書を取り交わしました。
保健医療大学では、国際感覚の涵養や海外との交流促進、新たな国際交流の推進など国際交流に関する目標を掲げ取組を進めており、今回の協定締結は、米国コロラド大学デンバー校、米国コロラド州立大学、チェコ共和国マサリク大学に次いで4校目、アジアの大学との協定締結は初めてとなります。
今後、協定に基づき、保健医療大学の教員や学生と台北看護大学の関係者が交流を深めることで、保健医療大学の教育研究のさらなる発展や、学生が世界を学ぶ良い機会になることが期待されます。
チェコ国立マサリク大学医学部との国際交流協定
令和5年3月14日(火)にチェコ共和国の国立マサリク大学医学部のドブサック教授から来学いただき、本学を会場に国際交流協定の締結式を行いました。
保健医療大学では、国際感覚の涵養や海外との交流促進、新たな国際交流の推進など国際交流に関する目標を掲げ取組を進めており、今回の協定締結は、米国コロラド大学デンバー校、米国コロラド州立大学に次いで3校目、欧州の大学との協定締結は初めてとなります。
今後、協定に基づき、保健医療大学の教員や学生とマサリク大学医学部の関係者が交流を深めることで、保健医療大学の教育研究のさらなる発展や、学生が世界を学ぶ良い機会になることが期待されます。
協定の締結式終了後、ドブサック教授により記念講演を開催し、多くの教員が耳を傾けました。
国際交流事業
教育目標である「国際的視野を持ち活躍できる人材の育成」を推進するため、国際交流に力を入れています。
看護学科と理学療法学科は米国コロラド大学デンバー校、作業療法学科はコロラド州立大学とそれぞれ国際交流協定を締結しています。現地学生や教員との学術・文化交流を深めています。
また、コロラド大学・コロラド州立大学の教員を招いての講義などを行っています。
(令和元年度~4年度については往来による交流はできませんでしたが、テレビ会議システムを使用した交流を実施しています。)
コロラド研修事業
教育目標である「国際的視野を持ち活躍できる人材の育成」を推進するため、毎年コロラド研修を実施しています。