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学科からのお知らせ

第8回アジア太平洋作業療法学会に本学作業療法学科4年生2名が参加しました

令和6年度作業療法学科総合実習Ⅰ報告会

令和6年度作業療法学科卒業研究発表会

論文掲載 作業療法

論文掲載 Frontiers in Sleep-Sleep, Behavior and Mental Health

第20回山形県立保健医療大学作業療法学系同窓会「ちとせ会」主催講演会・総会のご案内

学科長あいさつ

対象者に寄り添い、最適なアプローチを実践する作業療法の仕事の魅力に触れてみませんか

作業療法学科 学科長 佐藤寿晃


私たち作業療法学科教員は、対象者の心身機能・活動・参加という生活機能全体を、対象者を取り巻く環境にも目を向けながら、科学的・創造的に思考し探求できる専門的知識と技術を教授いたします。そして、医療機関や福祉施設のみならず、対象者が生活する地域の中で作業療法を実践できる人材の育成を目指しております。

本学作業療法学科は、様々な対象者に対して、多様なアプローチを用いた支援を行うことができる優れた作業療法士を養成するために教育課程を編成しております。また、姉妹校であるコロラド州立大学と連携し、国際的感覚を身につけることができるように配慮しております。

本学作業療法学科の教育水準は
1.一般社団法人 リハビリテーション教育評価機構によるリハビリテーション教育評価認定審査を受審し、リハビリテーション教育に必要なすべての評価基準を満たす養成施設として認定されております。
2.世界作業療法士連盟(WFOT)及び日本作業療法士協会の養成校審査を受審し、認定校として認められております。

作業療法士は、対象者の生活を支える仕事であり、さまざまな場面で必要とされております。
ぜひ、本学作業療法学科で学び、作業療法の魅力に触れてみませんか!

2023年4月



取得できる資格


4年間の学び

1年次

学力の向上と基礎知識の構築に励む

総合基礎教育科目を通して学力の向上を図ります。同時に生体形態学や生体組織学を中心に、身体の構造と機能を学びます。これらは医学の基礎であり、作業療法士の基盤となる知識として、作業療法科目とともに早期から積極的に学習していきます。

2年次

作業療法の基本的な思考・知識・技術・態度を習得する

専門科目を通じて身体・精神・小児・高齢期の各領域における作業療法の基本的な思考・知識・技術・態度を習得します。また日常生活活動学などについても学び、病院や施設、地域等における対象者の生活支援に、広く対応できる課題解決能力を養います。

3年次

臨床実習中心に技術を磨く

身体・精神・小児・高齢期などの専門領域の臨床実習を中心に対象者の観察や評価を行い、生活障害の原因分析と考察を行います。障がいを負った方への作業療法による治療方法を学びます。8週間の臨床実習を2回行い実践的技術・技能を習得します。

4年次

4年間の総まとめと国家試験合格に向けてラストスパート

8週間の臨床実習と卒業研究を行います。卒業研究では自分が疑問に思うことを解決するための方法論を学び、調査・実験を行い、論理的に論文を作成します。また、国家試験対策としてグループ学習や模擬試験を行い、国家試験合格を目指します。

卒業/学位取得(作業療法学)

学びの特徴


一人ひとりに向き合う
対話重視の実践型教育

対話重視の実践型教育により、専門職として必要な知識を習得し、医療人や社会人としての素養を高めます。また、担任制によって、学習や生活、就職などのサポート、国家試験指導を行います。教員の研究室を訪れて質問や意見交換を行うこともできます。



経験豊かな教員による
少人数制教育

多様な知識や理論に関する講義や介入方法の演習、少人数のグループワーク形式の実習などを実施し、経験豊かな教員がきめ細かに指導します。各教科では筆記試験やレポート指導、臨床場面を想定した実技試験などで理解度を確認し、実践力の確かな習得を目指します。





国際的な感覚を養う

姉妹校である米国コロラド州立大学と連携し、学術・文化交流を積極的に推進しています。作業療法国際比較論では米国での作業療法や両国における将来の作業療法の在り方を学びます。また、作業療法に関連する多様な専門科目からも国際感覚を養います。


授業紹介

基礎作業学実習

基礎作業学実習

1年次早期より実際の作業活動を通して、作業療法を実践するときの核となる作業活動の価値とその適応を学びます。


作業療法評価学演習Ⅰ

作業療法評価学演習Ⅰ

対象者の全体像を把握するための検査・測定の考え方やその技術を、実習形式でペアになって学びます。


地域作業療法学

地域作業療法学

地域住民による自主サロン見学を通して、地域包括ケア時代における高齢者支援の方策を考え、地域における作業療法士の役割を学んでいきます。


在学生の声

学ぶ姿勢を常に持ち続け
ニーズに寄り添える作業療法士に

作業療法学科 3年 石澤 綾夏

 高校の先生の勧めが進学のきっかけ。少人数制で先生方との距離も近く、丁寧な指導を受けられることや、コロラド州立大学との交流を通して視野を広げられるところが魅力でしたし、自然に囲まれた緑豊かなキャンパスにも惹かれました。今、興味のある授業は「作業療法評価学実習」。病院や施設を訪問して見学して、2年次の見学実習では触れることのできなかった領域を自分の目で実際に見ることで、各領域における作業療法士の役割について考えを深めることができる授業です。ここで学んだ知識や専門性を土台に、常に学ぶ姿勢を持ち続け、対象者さんのニーズに寄り添える作業療法士を目指したいです。



学生同士の団結力も強く
互いに教え合える環境が魅力

作業療法学科 3年 早坂 彪斗

 祖母が首の骨を骨折し、リハビリの対象になり、作業療法を受けたことがありました。そのときに “その人らしさ” を大事にしている作業療法に惹かれ、この分野を学びたいと思いました。現在は、関節可動域や筋力を測定する検査系の授業に関心があります。実際の現場でも、治療前と治療の後でどれくらい関節が動くようになった、筋力が増加したといった比較ができる重要な検査になるので、スキルを身に付ける上でとても役立っています。学生と先生の距離が近く、何でも教え合い、共有できる本学科。学びを積み重ね、将来は、患者様の細かい感情や体調の変化に気づいてあげられる作業療法士になりたいです。



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